AED普及プロジェクト

AED導入後、10年余りたち、AEDについて振り返り、昔、今、未来の姿について語った。自動体外式除細動器(AED)設置の足がかりとなる事を願う。

ただいま在宅ワークで、AEDには無縁ですが、療養中です

26歳で、現在は在宅ワーカーをしています。
統合失調感情障害を患っていて、ただいま自宅とデイケアで療養中です。退院から約1ヶ月と3週間が経過したところですね。駅などには見えますが、AEDとは無縁の生活を送っています。

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自動車学校の授業で習いました

自動車学校の授業で習いました。除細動器だと言うことはなんとなく知っていたのですが、オレンジ色だけではなく赤や黒のものがあると知ったのは初めてで、こんなものがあるのかと感じました。命を救うのに重要なものなのだなと思い、いつでも自分が使えるようにならなければいけないなと思った記憶があります。

 

売っている場所を知りませんでした

AEDはあくまでコンサートホールや駅など、大きな場所に設置してあるもので、まず導入できるなんて夢にも思いませんでした。
導入するかどうかといえばした方がいいのでしょうが、3万から10万円と値段を聞くと導入を躊躇してしまいます。
もしもの事を考えると導入するべきなのでしょうが、今は置く場所がないと言うのが現実です。

 

値段が高く、躊躇します

コンパクトなものならば家にも置けるとは思いますが、AEDの除細動器という効果を考えると「いつ使うんだろう」、「その時にちゃんと使えるのか」など、不安がよぎります。音声での案内があるとは言え、やっぱり不安です。あった方が良いのは頭では分かるのですが、値段が張ると言うのも、普及でネックになっていると思います。

 

日常に溶け込んで、いざという時に使えるように

日々ではまったく使わないAEDですが、訓練などを行うことでAEDの使い方などを学びたいです。
また、値段の低い廉価版があればより日常に身近に、たとえば地域の小さなホールやマンション、ハイツ、果ては個人でも持てるようになればと思います。小型化はあのままで良いと思いますので……。

AED仕事では必携だったかもしれない

自営業をしております。独身です。
仕事やプライベートで車での中長距離移動も
時々あります。
自分の住む地方は運転が雑な人が多く、
交通事故が多いため、AEDがあってもいいかな、とも考えています。

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AEDの存在は、前に居た会社の救急救命講習で知りました。仕事柄危険な作業を伴う業務が多く、毎年救急救命講習が行われています。
AEDを知った時の講習は、地元の消防署の指導によるもので、その時にAEDの紹介並びに、実際の講習も受けました。

仕事の現場で万が一の事を考えると、通勤車に一台載せて置くことも必要ではないかと考えました。

個人で持つことに興味はあります。
プライベート時に、車で中長距離の移動がありますので、何かの折に役立つことがあるかもしれませんので。

ただ、現状ではAED1台に数十万円の費用がかかかり、使用頻度を考えると早期購入には至らないでしょうか。

やはり価格が高いことが普及のネックだと思います。使用頻度も少ないものですし、個人での導入は急激に伸びるのは難しいかと思われます。

AEDの個人への普及を広げると同時に、社会的な認知がもっと高まればいいのかな、と思います。
今の仕事は自営業ということもあるかも知れませんが、仕事時にAEDに関する情報がはいってきたり話をしたりすることはほぼありません。
前の会社で救急救命講習を受けなければ、未だにAEDを操作したことがなかった可能性もあります。

日常では、ショッピングモールで見かけますが、その他のお店や人が集まる場所では見かけたことがありません。

可能なのかどうか分かりませんが、テレビなどのメディアでの広告とかがあれば良いように思われます。

公共交通機関も時々利用しますが、利用する車両にはAEDが設置されていないように思われます。
交通機関へのさらなる普及も目指してもらえれば社会的な認知も高まり、AEDの関心も高まると思われるので、そのことも個人への普及につながると思います。

社会的な認知の高まりと共に、各家庭への普及ができれば万が一の備えになると思います。

職場で感じるちょっとした課題

40代の主婦、介護福祉士として高齢者相手の施設にて現場の仕事を経て、今は相談業務についています。家族は子供が1人。シングルマザーです。

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AEDを実際に使用してみて

さて仕事がら、当然AEDが使用できるというのは必須スキルです。年に数回の研修が義務付けられており、人命救助の研修の一環としてAEDの使用の練習も行います。

 

AEDの普及率

今は公共施設や商業施設などには必ずと言っていいほど設置されているAEDですが、コレ、はたしてちゃんと使える人はいったいどれくらいいるのでしょう。個人で持っていてもよほどのリスクがあらかじめ予想されなければかえって持っている意味はありません。かといってAEDはあればよいというわけでもありません。きちんとした使用法で適切な処置ができなければ無用の長物になりかねないのです。ゆえに、現在の状況では個人で持つ必要性まではそこまで感じないのが本音であります。

 

AED普及が進まないわけ

自分で救命講習などを受けなければなかなか使う機会はないでしょう。しかし、初めて見ていきなり使えるかというとはなはだ疑問です。
もっとも機会として適切に思えるのは自動車免許取得講習で行われる救命講習と思われますが……問題は、この講習のなんといい加減な事。AEDどころか人命救助、心臓マッサージすらおそらくできない人がたくさんいるでしょう。せっかくの機会なのにもったいないことこの上ないのです。
教官も受講生も、もっと意識を高めないとAEDで救える命をみすみす逃すことにつながりかねないのではないでしょうか。

 

AEDの今後について

AEDの低価格化はもちろんですが、まずなによりしっかり使える人材を育てる必要性が不可欠です。
現在救命講習を受けられるのは中学生からだそうですが、小学校高学年くらいからまでに引き下げて子供たちにも知識として意識付けするだけでもAEDを使える人口は大幅に変わってきます。
単にモノを増やせばよいというものではありません。使い方を間違えば周囲の人間にもある程度の被害が及ぶものでもありますし、患者にも余計なけがをさせることにつながるのです。
まずは安全に、的確に使える人材を増やすことが大切と考えます。